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みゅるみゅるミュゼット

みゅるみゅるミュゼット

金子万久先生 関連

 金子先生との出会い

初めて私が金子先生と出会ったのは1995年8月の終わりだった。

 私は以前からアコーディオンの音色が好きだったが、

自分で演奏したいと思ったきっかけは、

パリ・ミュゼットのCDを聴いて だ。

その後、そのCDの参加ミュージシャンが来日し、

そのライブを観た(フェスティバルコンダロータ)。

運の良い事に前から2番目の席で観る事が出来た。

その時のアコーディオン奏者はフランシスヴァリスを除き、

ジョー・プリヴァ、ダニエル・コラン、皆、ボタン式アコーディオンだった。

私も演奏してみたい。思いはつのるばかり。

そんなある日、深夜のタクシーのラジオから大好きな

「LA VALSE A MARGAUX」が流れてきた。

もう気持ちを押さえることはできなくなった。

 そこで、本で知った某アコーディオン教室をたずね、お話を伺った。

「帰りの電車で読みなさい」 と その教室の先生から頂いた

アコーディオンコンクールのパンフレットの広告に

「ボタンアコ歓迎」の文字を見つけた。

やるなら「ボタン式」。

その週のうちに私は金子先生にお会いした。

そして、その後、私が愛用することとなる「EXCELSIOR」の72ベース、

ボタン式アコに この日初めて出会った。

 金子先生は30歳近くになってからアコーディオンを始め、

以後2007年7月10日に息を引き取る前日まで

現役のアコーディオン奏者であり続け、

東京アコーディオン教室を主宰し、若い奏者の育成に取り組んでいた。

  2007年7月10日16時15分 急逝 享年82歳


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